雲の中で散歩

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Love story 追記




夏休みの迫った、ある日の放課後、隼人、京子、花の三人は、京子の部屋に集まって一緒に宿題をしていた。

少し集中が途切れた頃、花は唐突に質問した。

「ちょっと、獄寺!
もしかして ・・
あんたってホ○なの??!」


「ぶぶーっっ」

隼人は、飲みかけていた麦茶を吹き出した!

「がはっごほっげほっっ」

「だっ大丈夫!!?
獄寺くんっ
もうーっ花!! 何言ってるのっ
すぐにタオル持ってくるね!」

京子は慌てて部屋を後にする。



「げほげほ ・・ げほっ
く、黒川ー ・・・
な、なに言いやがるっ」

隼人は涙目になりながら、やっとのこと、花に切り返した。

「あは♪ゴメン、ゴメン!
京子から聞いたわよ♪
あんた達って、あんたの部屋か公園でのデートが多いんだって?」

「?」
まだ少しむせながら、隼人はぽかんとしていた。

「キスまでなんでしょっ」
からかうように、花は小声で突っ込む。

んなっっっ

「部屋で二人っきりで、なんであんた、そんな紳士でいられるわけ?」

「なっ
バッ バカヤロっ」
真っ赤になって、隼人はパニックになっている。

「なんっまだっ ・・
ていうかっ」

よゆうの表情で花は聞いている。

「オレはっ
その ・・・ あっアネキに ・・
女子は大事にしろって叩き込まれてんの!!
絶対に傷つけちゃいけないって ・・・
好きなコなら尚更、大事にしろってっ」

やっとのこと隼人は言い切った。

「そうなんだ♪」

花は満足気だ。

「むー ・・・」
信じてもらえたか手応えを掴めず、隼人は何だかもやもやとした。

「うふ♪ あんた達があんまり爽やかカップルだから、一度からかってみたかったの♪」

あはは、と、花はまた、よゆうの笑顔を見せる。

「なっっ あのなーっ」

「さすが、イタリア紳士♪」

「んなっっ イタリア紳士ゆーなっ」

「これだけは真剣。」
突然、花は真面目になり、不意を付かれて、隼人はそのまま固まってしまった。

「あんたなら、京子を任せられる。」

「・・ ほら、あのコ、特別のんびりしてるでしょ。

獄寺なら、大事にしてくれるって、信頼してるから。
京子もあんたを信頼してるから、遊びに行くのね♪」

「黒 ・・・ 川 ・・」

「うふふ♪
まあ、夏休みに何処か遊びに行ってきたら?
って、私が言うことじゃないけど♪」

「・・・ サンキューな。
約束するよ、オレ、京子を大事にする ・・。」

目の前の、机に転がったペンをまっすぐに見つめながら、隼人は自分自身の心にも誓った。


隼人の真剣な横顔を見ながら、京子の笑顔を花は思いうかべていた。

開け放たれた窓から、夕暮れのすずしい風が入ってくる。





「・・・」
ドアを開けるタイミングを逃して、京子はそっと部屋の前に佇んでいた。
思わずタオルを抱き締める。


涙が滲む。
胸がいっぱいだった。

花 ・・ ありがと ・・・

獄寺くん ・・。
大事に、
大事にするからね ・・・


二人を大切にしなければ。


ドアノブを握る手に、力を込める。


「はいっ
タオル持ってきたよっ」

二人の待つ部屋へと、元気いっぱいに京子は入って行った。

――


もうすぐ、夏休みがやってくる。





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2007.07.20 23:10 | L-s | トラックバック(-) | コメント(-) |
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